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「小説、まだまだいけるじゃん!」
これは伊坂幸太郎の4作目「重力ピエロ」の宣伝文。担当編集者からの熱い熱いメッセージ。まさしくそう思わされてますよ。
最近続けて彼の作品を読んでいる。「陽気なギャングが世界を回す」は映画で見たことがあった。面白くて好きな世界観だったけど、その頃は原作者の名前さえ知らなかった。
きっかけは「死神の精度」の映画化。渋谷TSUTAYAのレジ前にあったのを手にとった。いつもいつもドラマばかり見ているので、たまには文章も読もうと思って手にとった。小説だと短い通勤時間でも少しずつ読めるしね。
今のところ、「死神の精度」→「アヒルと鴨のコインロッカー」→「グラスホッパー」→「オーデュポンの祈り」→「ラッシュライフ」と読んできた。「ラッシュライフ」はさっき読み終わったところ。
どの作品にも共通するのは何人もの登場人物/いくつもの物語が複雑に絡み合って、最後に解体され、再構築される構成。いわゆる群像劇。
映画で言えば、タランティーノの「レザボアドッグ」「パルプフィクション」、ガイ・リッチーの「ロック、ストック&トゥースモーキングバレルズ」「スナッチ」とかが好きな人にはオススメ。
構成もさることながら、出てくるキャラのセリフがいちいち良いよ。名言集が作れそう。好きな人物は「グラスホッパー」に出てくる鯨って殺し屋とか、「ラッシュライフ」の泥棒・黒澤。
そして、各作品に出てくる登場人物やできごとが別作品でもちょいちょいはさまれるのも小気味良い。ファンサービスとしてもグッド。
次は「重力ピエロ」を読んでいきます。



